2011-10-22 山田風太郎『戦中派虫けら日記』 引用 自分は心に考えていることを文章に書くと、急に第三者の眼で自分を眺めるから、それが噓になる。他人が読まぬとわかっているものでも、自分に対して嘘をつく。未来の自分が読むときの心を思って噓をつく。何にもならないことだ。