2011-07-15 柄谷行人「凡庸なるもの」 引用 たとえば、新しい「感性」などというものはない、それは新しいテクノロジーにすぎないと考えてみたらどうなのか。ひとびとが感性とか感覚といった言葉で語りたがるものは、きまってラジオとか無声映画、蓄音機といったテクノロジーと結びついている。 ※太字は出典では傍点